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工場を開放！「こーばへ行こう！2024」株式会社協立化工業に潜入取材！

日頃、地域の人々に開放されることの少ない町工場が、その魅力を知ってもらうために一日限定でオープンする「こーばへ行こう！」。
今回は、合成樹脂素材と精密部品の製造で地域産業を支える株式会社協立化工業のイベントを取材してきました。
近くにありながら普段は見られない「精密樹脂部品」を作る工場の秘密や、楽しい催しをたっぷりご紹介します。

工場ガイドツアーで知る「精密樹脂部品」の世界

まずは、メインイベントである工場ガイドツアーに参加。
協立化工業では、樹脂素材から精密部品を一貫生産しており、身の回りの製品に欠かせないパーツを支えています。
工場内では、自動化された機械が寸分の狂いもなく部品を仕上げていく様子が印象的。
案内役のスタッフから、樹脂成形の工程や品質管理の徹底ぶりについての説明を受けると、
普段手にしている製品の信頼性の高さを改めて実感できました。
特に、ガイドツアー中のデモンストレーションは圧巻で、工場内の精緻な作業に目を奪われました。

地元大学とコラボレーション！若い力が生む新しい製品

今回のオープンファクトリーでは、協立化工業が東大阪大学の学生さんとコラボレーションし、
学生考案のユニークな商品も販売されていました。特に目を引いたのは「昆虫クッキー」。
昆虫を使用したこのクッキーは、食品ロスや環境保護の観点からも注目され、訪れた人たちが試食する姿が多く見られました。
その他にも、焼きドーナツや野菜カレーも販売されており、学生のアイデアと工場の技術が組み合わさった新しい挑戦が感じられました。

家族みんなで楽しめる縁日とマルシェ

工場内の一角には、縁日さながらのゲームやマルシェも開催されていました。射的やスーパーボールすくいといった定番の遊びに加えて、「フリースローチャレンジ」もあり、
大人から子どもまで楽しんでいました。さらに、マルシェではバインミーや五百石餃子といったグルメも充実し、家族連れが次々と立ち寄って賑わっていました。

地域の未来を支える「見せる工場」の姿

今回の取材を通して、地域社会との結びつきを大切にしながら未来へと歩む協立化工業の姿勢を強く感じました。
精密な技術と新たな挑戦が融合する「こーばへ行こう！」は、
単なる見学にとどまらず、次世代に産業の魅力を伝え、地域とともに発展していく素晴らしい機会でした。

地域に根差した協立化工業の新たな魅力を発見できる「こーばへ行こう！」、
ぜひ皆さんも来年は足を運んでみてはいかがでしょうか？