「こーばへ行こう!2024」畑ダイカスト工業株式会社を訪問!
「畑ダイカスト工業株式会社」という名前、近所で聞いたことはあっても、実際に何を作っているのか、
どんなことをしているのか、知る機会はなかなかありませんよね。今回の「こーばへ行こう!2024」で、その秘密に迫ってきました!
畑ダイカスト工業は、亜鉛ダイカストの製造を専門とする工場。
1973年の創業以来、この技術を一筋に磨き続け、様々な部品を作り出しているそうです。
亜鉛ダイカストとは何か?どんな製品が作られているのか?その答えが、このオープンファクトリーで明らかになりました。
ダイカストの世界を探る工場見学ツアー
イベントの目玉は、普段は入ることができない工場内部を見学できる「工場見学ツアー」。
ダイカストとは、溶かした金属を高圧で型に流し込み、精密な形状を作り出す技術のこと。
畑ダイカスト工業では亜鉛という金属を用い、日常生活や産業で使われる様々な部品を製造しています。
工場内では、巨大な機械が並び、溶けた亜鉛が型に流し込まれる様子を目の当たりにしました。
見学者たちは、職人がミクロン単位の精度で製品を仕上げていく技術に驚きの声を上げていました。
ガイドの方が説明してくれたのは、亜鉛ダイカストの特徴。
軽量でありながら耐久性に優れ、細かいデザインも再現できるため、自動車部品や家電製品の内部パーツなど、幅広い分野で使われているそうです。
「普段使っているものの中に、畑ダイカスト工業で作られた部品があるかもしれませんよ」という言葉に、思わず周囲の製品を見直したくなりました。
触って学べるモノづくり体験コーナー
工場見学だけでなく、実際にダイカストの世界を体験できるコーナーも人気でした。
「ミニダイカスト作り体験」では、小さな型を使い、自分だけのオリジナル部品を作成。
溶けた金属が型に流れ込む瞬間は、まるで魔法のようで、子どもから大人まで夢中になっていました。
また、完成した作品を持ち帰れるのも嬉しいポイント。
「自分で作った部品を見ていると、ものづくりの大変さと楽しさを実感する」と話す参加者も。
地域密着型の企業が目指す未来
畑ダイカスト工業の代表者にお話を伺うと、「私たちの技術は日々進化し続けています。
これからも地域とともに成長し、技術を通じて社会のニーズに応えていきたい」と語ってくださいました。
特に印象的だったのは、「世の中のお困りごとに立ち向かう」という姿勢。
単なる部品製造にとどまらず、社会の課題を解決するためのアイデアを実現していく力強い意志を感じました。
工場が地域の文化発信の場に
今回のイベントでは、工場が単なる製造の場を超えて、地域の文化発信の中心地となっていることが伝わってきました。
職人技や精密な製造工程を間近で見学し、体験することで、工場の新たな魅力を発見するきっかけに。
このような取り組みが、地域と工場の絆を深める大切な役割を果たしているのだと実感しました。
次回の「こーばへ行こう!」に期待
「畑ダイカスト工業株式会社」を訪れ、亜鉛ダイカストの奥深さを体感した今回のイベント。
ものづくりの現場に触れることで、普段の生活がより豊かに感じられる瞬間でした。
皆さんもぜひ次回の「こーばへ行こう!」で、地域の工場の魅力を発見してみてください!