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「こーばへ行こう！2024」株式会社水野製作所を取材！

「水野製作所」という名前を耳にしたことはあっても、どんなことをしている会社なのか知る機会は少ないかもしれません。
この「こーばへ行こう！2024」で、普段は閉ざされた工場の中を探検し、精密板金加工の魅力に触れてきました！

工場の魅力が詰まった見学ツアー

まず訪れたのは、自由に見学ができる「工場ガイドツアー」。工場内には、精密な板金加工を支える様々な機械や設備が並んでいます。

水野製作所では、医療機器の部品を中心に製造しているそうですが、その技術の繊細さには驚かされました。
「板金加工」とは、一枚の金属板を切ったり曲げたりして形を作る技術で、日常の様々な場面で使われる製品の基礎を支えています。

代表の方が、「モノづくりはただの作業ではなく、人の生活に喜びをもたらすことができる」と語る姿が印象的でした。
また、ステンレス製品の耐久性やメンテナンスのしやすさについても説明があり、長く使えることがいかに環境にも優しいかを実感しました。

アーティストとコラボ！廃材を使ったワークショップ

16日限定で開催された注目のワークショップは、アーティスト松岡龍一氏とのコラボレーション企画。

このワークショップでは、工場で出た板金の廃材を再利用してスマホスタンドを製作。
曲げ加工の工程では、普段見ることのない曲げ機械を操作し、金属を自分の手で形にする感覚を体験できました。
その後、松岡氏の指導のもと、スプレーでカラーリングを施し、世界に一つだけの作品が完成。

参加者の一人は、「普段捨てられる素材がこんなに素敵なものに生まれ変わるなんて感動した」と話しており、モノづくりの楽しさと可能性を体感していました。

遊びながら学べる「メタルトライくん」と「Amaryllis」

子どもから大人まで楽しめる体験型イベントも見逃せません！

「メタルトライくん」では、短時間で板金加工を体験し、完成品を持ち帰ることができます。
また、16日には、繁原製作所でのレーザー刻印サービスも行われ、作った製品に名前を入れる特別体験が可能でした。

さらに、少し高級感のある「Amaryllis」では、しっかりとした金属加工の技術を感じながら作品作りを体験。
「板金加工って難しそうなイメージだったけど、丁寧に教えてもらえて楽しかった！」と、多くの参加者が笑顔で話していました。

モノを大切にする心を育む企業

水野製作所の理念として、「モノを大切にし、それを通じて人々に喜びを提供する」という思いが随所に感じられました。

特に、子どもと大人が一緒にものづくりを体験することで、家族の絆を深めたり、モノづくりの魅力を共有したりすることを目指しているそうです。
こうした活動が、地域に根付いた工場としての役割をさらに強化していると感じました。

「こーばへ行こう！」で得た学びと感動

普段何気なく使っている製品の背景には、こうした職人たちの技術や思いが詰まっています。
水野製作所のイベントは、それを知る絶好の機会でした。

来場者全員に駄菓子がプレゼントされるなど、家族で訪れる楽しさも満載です。
皆さんも次回はぜひ「こーばへ行こう！」で地域のモノづくりの魅力を発見してみてはいかがでしょうか？

今回の取材場所は

株式会社水野製作所

精密板金加工

東大阪市中石切町6-3-69
最寄り駅：新石切駅（徒歩20分

電話番号 072-982-3450

Webサイト http://www.mizuno-works.co.jp/