私たちの「東大阪」みんなでつなごう、私たちの街を。

重機の世界を体感！「こーばへ行こう！2024」ユタニ工業株式会社を取材してきました

「普段は近くにある工場。だけど、実際に何をしているのかは知らない。」そんな疑問を解消するイベント「こーばへ行こう！」が今年も開催！
今回は 重機部品のスペシャリスト として知られる ユタニ工業株式会社 に潜入してきました。
創業60周年を迎える同社が地域に開放した工場の様子をお届けします！

重機部品の製造・修理で60年の歴史を持つユタニ工業

ユタニ工業は、建設現場や農業などで活躍する重機の部品製造・修理を手掛ける企業です。
大型機械のパフォーマンスを支える縁の下の力持ちとして、技術力と信頼で業界を支え続けてきました。
今回のイベント参加は「もっと地元の人々にユタニ工業を知ってほしい」という思いから実現したそうです。

工場見学ツアー「YO！YO！溶接ツアーYO！」に参加！

溶接現場 を間近で見学できるツアーは、イベントの目玉の一つ。
普段立ち入ることができない工場内部で、火花が飛び散る職人技を体感しました。
重厚な金属を精密に加工する姿は圧巻。ヘルメットとマスクを装着しての見学は、リアルな工場体験としても大満足でした。

特に印象的だったのは、職人の方々が溶接について丁寧に説明してくださったこと。
「難しい技術を簡単そうに見せるのがプロの仕事」と話すその姿勢に、ものづくりの奥深さを感じました。

わくわくのアクティビティ満載！

16日限定で行われたアクティビティも大盛況。家族連れや重機好きにはたまらない内容が盛りだくさんでした。

1. ショベルカーに乗れるっち

大きなショベルカーに実際に乗れる体験は、特に子どもたちに大人気！写真撮影の列が絶えないほどで、乗り終えた後の笑顔が印象的でした。

2. ミニミニ重機でお菓子をつかむっち

ミニチュアサイズの重機アームを操作し、お菓子を掴むゲームは子どもも大人も熱中！細かい操作の難しさを実感しながら、成功すると大歓声が上がっていました。

3. 白熱！ボルト早締め競争

重機整備で使われるボルト締めを模擬体験。大人も子どもも全力で挑戦する姿が微笑ましく、「職人の世界」を少しだけ体感できました。

地元の味も楽しめるマルシェ

工場見学や体験の合間には、マルシェで地元の味を堪能。
シャカシャカポテトやタコライス、温かいコーヒー、そしてふんわり甘いマラサダ（揚げパン）がイベントの雰囲気を盛り上げていました。

ユタニ工業が目指す未来

取材を通して感じたのは、ユタニ工業の「技術を地域に伝える」という思いと、ものづくりの魅力を共有しようとする熱意です。
重機の部品という一見地味に思える分野でも、創意工夫と職人技が光り、人々の生活を支えていることが改めて実感できました。

「こーばへ行こう！」は、単なる工場見学イベントではなく、 地域と工場を結ぶ架け橋 のような存在。
次回もぜひ参加して、さらなる発見をしてみてはいかがでしょうか？

今回の取材場所は

ユタニ工業株式会社

建設機械部品の製造・修理・販売

東大阪市七軒家13-2
最寄り駅：徳庵駅・徳庵駅前（徒歩12分）

電話番号 06-6747-1233

Webサイト https://www.yutani.jp/