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地域密着のモノづくり体験！「こーばへ行こう！2024」若井ホールディングス株式会社を取材

「近所にあるけど、ここって何を作っているところ？」
そんな疑問を抱いたことがある方にぴったりのイベントが開催されました！
地域のモノづくりを知るきっかけとなるオープンファクトリー「こーばへ行こう！」。
今回取材したのは、建築用ファスナー（釘やねじ）の製造・販売で知られる若井ホールディングス株式会社です。

釘やねじといった日常ではあまり意識しない製品が、どのように作られ、
どのように使われているのかを間近で見ることができる貴重な機会。その魅力をたっぷりとご紹介します！

ガイドツアーで見る「釘」の奥深い世界

工場見学の目玉は、「若井ホールディングス歴史ミュージアム」と「建築途中の家の内部見学」。

歴史ミュージアムでは、創業当時から現在までの釘やねじの進化を展示。
古い製品や昔の製造機械を見ると、技術の進歩に驚かされます。
特に、戦後の建築ブームを支えた釘の話や、地震対策に対応した最新の建築用ファスナーには、職人のこだわりが詰まっていました。

さらに、建築途中の家を見学できるコーナーでは、実際に製品がどのように使用されているかをリアルに体感。
「こんなところに釘が使われているのか！」と新たな発見があり、建築の裏側を知る貴重な体験でした。

釘と糸で作るアートの世界

「釘」と「糸」を使って作るアートワーク――その名も**「ストリングアート」**。
ワークショップでは、3つのデザインから好きなものを選び、職人のサポートを受けながら完成させることができます。

選べるデザインは以下の通り：

1. わごむで作る時計
2. ごむかけ迷路
3. ストリングアート：かご＋フラワー

参加者の中には、親子連れやカップルも多く見られ、それぞれが個性あふれる作品を仕上げていました。
釘を使って土台を作り、糸やゴムを掛けて模様を描く工程は、初めての方でも楽しめる内容です。
完成品はそのまま持ち帰れるので、自宅のインテリアとしても◎！

子どもも大人も夢中になる「釘のゲーム」

イベントでは、遊び心満載の体験型アトラクションも充実！

• 釘で作った巨大ビー玉迷路
  釘を使った大型迷路でビー玉を転がし、ゴールを目指します。
  子どもたちはもちろん、大人も熱中する姿が見られました！
• 製釘機で釘を作ろう！
  普段は見ることのできない製釘機が稼働し、実際に釘が作られる様子を見学できます。
  できあがった釘を持ち帰ることができ、ものづくりのプロセスをリアルに体感。

アーティスト・イン・ファクトリー東大阪

地域とともに歩む企業の姿

取材を通じて感じたのは、若井ホールディングスがただ製品を作るだけでなく、地域と深く関わりながら文化や教育に貢献している姿勢です。

「釘やねじを身近に感じてほしい」という思いが詰まった今回のイベントは、多くの来場者の心に残るものでした。
ある参加者は、「工場というと堅苦しいイメージがあったけど、こんなに楽しい場所だとは思わなかった」と笑顔で話していました。

「こーばへ行こう！」で新たな発見を

建築の裏側を知るガイドツアーや、ものづくりの楽しさを体感できるワークショップ、そして大人も夢中になる釘を使ったゲームなど、充実した内容のイベントでした。

普段何気なく使っている製品の裏側には、職人たちの技術と情熱が詰まっています。この機会にぜひ、地元の工場を訪れて、新たな発見をしてみてはいかがでしょうか？