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石材の魅力に触れるチャンス！「こーばへ行こう！2024」大阪石材工業株式会社を訪問

モノづくりの現場を公開するイベント「こーばへ行こう！」が今年も開催されました。
今回取材したのは、創業46年を誇る 大阪石材工業株式会社。
一見すると伝統的な石材店ですが、実は「世界一面白い石材店」を目指し、ユニークな取り組みを展開しています。
石材への情熱が詰まったイベントの様子をお届けします！

石材店の新たな挑戦

大阪石材工業は、「意思」×「石」を磨く企業。
その理念を体現するのが、原石の切削・彫刻から研磨・デザイン・施工までを自社で一貫して行う体制です。
同時に、従来のお墓のイメージを覆すようなデザインや新技術を積極的に取り入れ、「お墓参りが楽しくなる」石材作りを提案しています。

そんな大阪石材工業が今回のイベントで掲げたテーマは、「お墓って楽しい！」。
普段は閉ざされている工場が解放され、多彩な体験が用意されていました。

工場ガイドツアー：石材加工の裏側を覗き見

ガイドツアーでは、原石がどのように美しい墓石へと生まれ変わるのか、そのプロセスをじっくり見学。
職人の技術が光る 切削・研磨・彫刻 の工程を間近で観察できる貴重な機会です。
スタッフの丁寧な説明もあり、「石を削る音がこんなに繊細とは思わなかった」との声も。
まさに職人技の奥深さを体感できました。

ワークショップ：石と遊ぶ楽しさ

石の彫刻体験

手に取った石に自分だけのデザインを刻む体験ができます。親子で参加される方も多く、完成した作品を持ち帰る喜びが印象的でした。

石磨き体験

石を磨くことで光沢が増し、まるで宝石のように変化する様子に驚きの声が上がりました。小さな子どもも夢中で磨いていましたよ。

石窯工房ハイジの「お墓パン」

一番の話題は何といっても、「お墓パン」！
石窯で焼き上げたユニークなパンは、名前のインパクトに加え、香ばしい味わいが絶品。
イベント限定販売とあって、午前中で売り切れる人気ぶりでした。

マルシェ＆パフォーマンス

15日と16日は、それぞれ異なるフードブースが登場。
ボロネーゼサンドやフルーツ飴、クロッフルといった多彩なグルメが楽しめました。

また、16日には 大阪樟蔭女子大学の書道パフォーマンス や 大阪商業大学のアコースティックライブ も行われ、工場がまるで文化祭のような賑わいに！

地域とともに歩む工場の未来

大阪石材工業株式会社の取材を通して、地域密着型の企業が持つ温かさと挑戦心を強く感じました。
「石」という硬い素材に、柔軟な発想と遊び心を込めた取り組みは、多くの人の心に響いたことでしょう。

普段なかなか知ることのできないモノづくりの現場に触れられる「こーばへ行こう！」。来年の開催も今から楽しみです！
ぜひ皆さんも、身近な工場の新たな魅力を発見してみてください。