11月8日 東大阪で開催された「こーばへ行こう2025!」– 株式会社アオキ-のオープンファクトリー
- 高井田・高井田中央
- 投稿日2025.11.09
11月8日 東大阪で開催された「こーばへ行こう2025!」– 株式会社アオキ-のオープンファクトリーに行ってきました。

ここは“空”へとつながる工場
場所は、東大阪市高井田中。最寄り駅の高井田駅から歩いて10分ほど。
外観は一見すると普通の町工場ですが、中へ入ると雰囲気はまるで別世界。
ずらりと並ぶ金属加工機械が光を放ち、職人の皆さんが真剣な表情で作業をされています。
案内してくださったのは、なんと社長ご本人。
自ら工場内を案内しながら、航空・宇宙関連の部品づくりについて、熱く語ってくださいました。

“まいど1号”の裏側に東大阪の技術あり!
社長のお話の中で特に印象的だったのが、
「あの有名な人工衛星“まいど1号”の部品をうちで作ったんですよ」という言葉。
“まいど1号”といえば、東大阪の中小企業が力を合わせて打ち上げた日本初の民間人工衛星。
そのプロジェクトに携わっていたことを知り、思わず鳥肌が立ちました。
さらに驚いたのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクション「ウォーターワールド」に登場する飛
行機の製作も手がけたという話。
宇宙からテーマパークまで、東大阪の技術が世界に羽ばたいていることを肌で感じる瞬間でした。
世界が認める加工技術 ― NADCAP認証取得企業
株式会社アオキは、航空機部品の製造に必要な金属の精密切削技術と、
炭素繊維複合材(CFRP)などの特殊加工技術を持つ企業です。
なんと、国内でわずか14社しか取得していない「NADCAP」認証を取得しており、
世界レベルの品質保証体制を持っているとのこと。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)や国内の大学とも共同研究を行っており、
設計から開発、製造まで一貫して行える体制を整えています。
社長の言葉通り、「ノンフィクションのものづくり」をまさに体現している工場でした。
工場ガイドツアー ― “現場のリアル”を体感
今回の工場見学ツアーは、1回あたり20名程度で実施されており、約90分間の充実した内容。
私が参加した回も満席で、参加者は学生から社会人、親子連れまでさまざま。
実際に機械が動く様子を間近で見ながら、社員の方々が一つ一つ丁寧に説明してくれました。
金属を削る音、油の匂い、熱気。どれも本物の現場ならではの迫力です。
「ここで作られた部品が、実際に空を飛ぶ航空機に使われている」と聞くと、
誰もが思わず見入ってしまいます。

ものづくりの未来を感じる時間
見学の最後に、社長がこうおっしゃいました。
「東大阪から世界へ。“空に挑む町工場”を、これからも続けていきたい。」
その言葉がとても印象的でした。
航空機や宇宙関連の部品が、こんなにも身近な場所で作られている――。
この“リアル”を体験できるのは、まさにこのオープンファクトリーならではです。
「こーばへ行こう!2025」で感じたのは、
東大阪の“町工場”が、実は世界とつながる最前線の技術を持っているということ。
人工衛星、航空機、テーマパークの演出――その裏側に、株式会社アオキの技術が生きている。
そんな事実を知った瞬間、胸が熱くなりました。
“空を目指す町工場”の挑戦に、心から拍手を送りたいと思います。
今回の取材場所は
株式会社アオキ
機械装置設計製造、航空機部品、精密部品加工
東大阪市高井田中5-7-3
最寄り駅:高井田駅/JR高井田中央駅(徒歩1分)
電話番号 06-6781-5141
Webサイト https://aoki-maido.co.jp/
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