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長栄寺
東大阪市にある長栄寺(ちょうえいじ)は、新真言宗の総本山として、歴史と文化に彩られた魅力的な寺院です。
地元の人々に親しまれ、遠方からも参拝者が訪れるこのお寺は、心を落ち着け、深い歴史を感じられる場所として知られています。
この記事では、長栄寺の歴史や見どころ、周辺スポットをご紹介します。

長栄寺の歴史
長栄寺の創建は古代に遡ります。聖徳太子が十一面観音を彫刻し、百済系渡来僧の入法が開山したと伝えられています。
その後、寺院は幾多の戦乱を経て一時衰退しましたが、延享元年(1744年)に慈雲尊者が中興し、真言律の復興を唱える場として再興されました。
慈雲尊者は、日本仏教の中でも重要な律宗の一派を広めた僧侶で、道徳的な教えを重視しました。
彼が著した『十善法語』は、現代においても倫理的な指針として多くの人々に影響を与えています。
慈雲尊者の活動により、長栄寺は宗教的、文化的に重要な拠点となりました。
また、長栄寺は百済山(ひゃくさいざん)という山号を持ち、韓国・百済から伝わった仏教文化を象徴しています。
東大阪市の文化的アイデンティティの一端を担う存在でもあります。

長栄寺の見どころ
本堂(吉祥殿)
文政8年(1825年)に再建された本堂は、「吉祥殿」と呼ばれ、歴史的価値の高い建造物です。
天井には、江戸時代の画家・原在中による龍の天井画が描かれており、訪れる人々を魅了します。
この龍の絵は、天井全体を大胆に使った力強い作品で、長栄寺の象徴とも言えます。
禅那台
長栄寺の境内には、慈雲尊者が修行のために建てた「雙龍庵」の遺構が移築されています。
この禅那台は、静かな佇まいの中で修行僧たちの心の修練の場として利用されてきました。
涅槃堂
涅槃堂には仏教の教えを象徴する涅槃図が描かれており、仏陀の教えを学ぶことができる貴重な場所です。
この涅槃堂は訪問者に仏教の深い教えを伝え、心の安らぎを与えています。
北向延命地蔵堂
延命祈願のために建立された地蔵堂で、北向きに配置されている珍しいお堂です。
地元の人々からの信仰を集め、健康や家内安全の祈願場所として知られています。
長栄寺は、その深い歴史や文化的価値から、東大阪市を代表する寺院の一つです。
慈雲尊者の教えや境内の歴史的建造物を通じて、訪れる人々に心の安らぎと知識を与えてくれます。
ぜひ、長栄寺を訪れてその魅力を存分に感じてみてください。
そして、周辺のスポットも一緒に巡ることで、東大阪市の豊かな魅力をさらに楽しむことができるでしょう。




