【東大阪発】三島硝子建材と学生たちが生み出す、ミライを考える「てらこもんず」とは?
- 布施
- 投稿日2025.06.16
【東大阪発】三島硝子建材と学生たちが生み出す、ミライを考える「てらこもんず」とは?
「5年後にノーベル平和賞を取りたいんです」
そう語るのは、東大阪市にある三島硝子建材の三島あゆみ氏。
正直に言えば、最初にこの言葉を聞いたときは思わず笑ってしまいました。
でも話を聞くうちに、それが単なる夢ではなく、しっかりと地に足のついた“志”なのだと感じました。
その夢を現実に近づける一歩として始まったのが、「てらこもんず」という取り組みです。
「てらこもんず」って何?
「てらこもんず」は、単なる子ども向けの居場所や福祉活動ではありません。
名前の由来には、こんな想いが込められています
てら(寺):江戸時代、身分に関係なく子どもたちが学び、集った「寺子屋」から。
TERA(テラ):小さな力でも、たくさん集まれば計り知れない力になるという意味で、情報容量の「テラ」。
commons(コモンズ):すべての人と共有し、つながる場としての「共通空間」。
つまり、「てらこもんず」は、誰もが気軽に立ち寄り、人と人がつながる場所なのです。
現代社会に必要とされる「つながり」
現代の日本では、人と人の関わりがどんどん薄れてきています。特にコロナ禍以降は、物理的にも心理的にも“距離”が当たり前になりました。
家庭では共働きが増え、子どもが一人で家にいる時間も増加。大人も、子育てや介護、仕事のストレスを一人で抱えがちです。
しかし、ちょっとした“つながり”があれば、防げる問題はたくさんあります。
その第一歩が「挨拶」や「会話」なのです。
「てらこもんず」は学生たちの想いから生まれた
この素晴らしい取り組みのスタート地点は、なんと学生たちの発信でした。
関西学院大学の社会福祉をテーマにしたゼミの学生たちが提案し、そこに近畿大学附属高校や近畿大学の学生も加わり、さまざまな人を巻き込みながら形にしていったのです。
そして、それに心から共感した三島 圭四郎社長が、三島硝子建材の3階スペースを「てらこもんず」として提供することを決意!
まずは三島硝子建材から、東大阪51校区へ!
「てらこもんず」は現在、東大阪の三島硝子建材の3階で開放開始します。
夏休み中は、誰でも、いつでも来られるように毎日解放されています!
子どもたちはもちろん、子育てや介護に悩む大人の方の“駆け込み寺”としても利用可能。
人に話すだけで、心が軽くなることもありますよね。
この「てらこもんず」が、将来的に東大阪市内の51校区すべてに広がっていけば、きっと素晴らしい未来が待っているはずです。
「てらこもんず」は、単なる福祉活動ではありません。
人と人とのつながりを取り戻す“希望の種”です。
そしてその種は、学生たちの小さな声から始まり、大人たちの協力によって現実のものとなりつつあります。
5年後、三島あゆみ氏がノーベル平和賞を受賞する
その夢は、決して笑い話ではなく、本気で応援したくなる未来のビジョンです。
これを読んでくださったあなたも、ぜひ一度「てらこもんず」に足を運んでみてください。
未来は、きっとここから変わります。
てらこもんず
てらこもんず1号 三島硝子建材株式会社
〒577-0848 大阪府東大阪市岸田堂西2-4-22
取材・文:岡(I LOVE 東大阪 編集者)
開催日:2025年6月15日
会場:てらこもんず
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