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【看取りの報告書】ここにいてもいいなら、ここにいたい

【看取りの報告書】

ここにいてもいいなら、ここにいたい 

 

【看取りの報告書】ここにいてもいいなら、ここにいたい

 

いつも大変お世話になっております。
かわべクリニック 看護師の川邉綾香です。

このたび、ブログにて新たな【看取りの報告書】を公開いたしました。
今回ご紹介するのは、独居で過ごされていたBZさまの最期の記録です。

 

「ここにいてもいいなら、ここにいたい」

——独居の方が選んだ最期の場所とは  

 

「ここにいてもいいなら、ここにいたい」

病院での看取りを想定されていたBZさまが、体調の変化を経て語られたこの一言。
それは、生活に根差した“安心”が生まれていた証でもありました。

訪問診療3年目という長い関わりの中で、
私たちは医療者という枠を越え、日々の暮らしを支える存在として関係性を築いてきました。

 

多職種による「生活支援」と「安心の備え」

BZさまは、資産整理への不安をきっかけに司法書士とつながり、
医師・看護師・家族(妹さま)・司法書士が連携して、
医療と生活の両面から支える体制が整っていきました。

さらに、入院の受け入れ先があることが「万が一の安心」につながり、
在宅での看取りを現実的な選択肢とする後押しにもなりました。

 

終末期ケアは「医療だけ」では足りない

本ケースから学んだのは、
終末期における“生活の不安”にも寄り添う支援の重要性です。

「もし自宅で過ごしたいという想いがあっても、
それを叶えるには地域の多職種によるサポートが不可欠である」──

BZさまの言葉と最期の選択は、
地域包括ケアに携わる私たちにとっての大きな学びとなりました。

 

人生の終末期における「医療+α」の支援のかたち、

地域包括ケアに関わるすべての方に読んでいただきたい内容です。   

 

▼ 記事はこちらからご覧いただけます

https://www.kawabe.clinic/wp/2025/08/27/330-end-of-life-care/  

 

これからも、医療・介護・福祉・法的支援が連携し、

患者さまとご家族にとっての“安心の最期”を支えられるよう努めてまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。  

 

かわべクリニック

看護師 川邉 綾香

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